【終了】二次分析研究会のご案内(東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ 研究センター)
(掲載日:2015年04月01日)東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターでは、データアーカイブに収録されている調査データの有効活用を推進するため、共同利用・共同研究拠点事業として「二次分析研究会」を行っています。
研究会は「参加者応募型研究」と「課題公募型研究」の2つに分かれます。以下の詳細をご覧いただき、参加をご検討くださいますようお願い申し上げます。
■参加者公募型研究について
テーマを設定し、参加者を募って二次分析を行う研究会です。1年をかけて分析を行い、翌年の2月か3月の成果報告会にて研究成果を発表、ディスカッションペーパーにその成果をまとめます。
2015年度のテーマは、「子育て支援と家族の選択」です。
サーベイリサーチセンターが実施した、主に就学前の子どもをもつ保護者対象の調査データに、回答者の居住情報(自治体の人口構成、産業別就業人口構成割合、幼稚園・保育所数、その他)を紐付けたデータを用います。なお、本データは2015年度末、本研究会終了後に弊アーカイブで公開の予定です。また、この公開データに加え、「子ども・子育て支援事業計画」の策定などのために複数の自治体で実際に実施された調査データも、本研究会への参加者限定で分析の予定です。
研究会や調査の概要等については、下記を御覧ください。
http://ssjda.iss.u-tokyo.ac.jp/secondary/collegiumA/2015/
保育の質と施策、ワークラーフバランスや家族間の格差、地域創生など、幅広い関心からご参加いただけます。また、研究会への参加旅費も支給されますので、東京近郊にお住いでない方々も、ぜひ参加をご検討ください。
■課題公募型研究について
「課題公募型」研究は、申請者が研究テーマ・利用データ・共同研究者を設定して応募し、弊センターが所有する社会調査データを用いて行う研究です。募集は年1回です。2月または3月に成果報告会を開催します。(弊センターの社会調査データについては弊センターウェブサイトの「データ検索システム」などを参照。)弊センターでの研究会および成果報告会開催にあたっての旅費を、調整のうえ、予算の範囲内で支援します。また、各研究代表者に関しては、センター内の共同研究室の利用についても便宜をはかります。社会学、経済学、政治学、その他どのような分野でも構いません。
過去の一例として、以下のようなテーマが採択されています。
・「『民主主義』に関する意識についての時系列・国際比較分析」
・「わが国における就業と生活行動との関連性についての多角的研究」
・「高校生の進路意識と家庭における子への教育の関与について」
・「戦後日本社会における都市化のなかの世帯形成と階層構造の変容」
■応募方法
■応募締切
いずれも、 2015年5月7日(木)(終了しました)
<問い合わせ先>
二次分析研究会事務局: s-analysis@iss.u-tokyo.ac.jp
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